またしても過ちを繰り返すのか~財務省の高笑いが聴こえる

 
 最近、なんだか毎日のように腹を立てています。

 水島社長がアレなのは今に始まったわけではないので仕方がないのですが、まずはこちら。

【永田町・霞が関インサイド】財務省は官邸に「平伏」 注目「霞が関人事」 (1/2ページ) 2016.05.17

 細かい突っ込みどころあるのですが、結局財務省の思い通りの人事だと言うことじゃないですか。しかも、まだ正式に決まっていない上での記事。2年前にも同じようなことがありましたよね。偽装降伏としか思えないようなリーク。それを菅さんが否定。結局リーク通りの人事に。それがなぜ偽装降伏だと思うのかはこちらの当ブログの記事を読んでいただきたいです。少々長いですが、後半にその件について書きました。

増税と政局~「倉山満の3分間スピーチ 増税は間に合わない論のウソ」を検証する ㊦

 これが本当に単なる飛ばしで、政権主導の人事がなされればそれでいいのですが、現在の状況を見るに、とてもそんなことが出来るようには思えません。

 そして消費増税についてですが、この人がまたやってくれました。

安倍ブレーン 「消費税増税予定通り」提言へ 2016/05/20

(記事より引用)

安倍総理大臣の経済ブレーンが主宰する自民党のグループが「予定通り消費税の引き上げを行うべき」とする安倍総理への提言案をまとめたことがテレビ東京の取材で明らかになりました。テレビ東京が入手した、自民党、山本幸三議員が会長の「アベノミクスを成功させる会」の提言案では「消費税率引き上げは予定通り実施」と明記した上で「当面は10%で打ち止め」とすることを求めています。山本氏のグループは、2014年には消費税率の引き上げ延期を求める提言を行い、安倍総理の決断を後押した経緯があり、安倍総理の最終的な判断に影響を与える可能性があります。当初、今回の提言案は、消費税増税の再延期を求めるものになる予定でしたが、一転して「予定通り実施」とする内容をまとめました。ただ、実施の条件として、最大20兆円規模の今年度補正予算案を、新たに組むべきとしています。

(引用終わり)


 消費増税で何が起こるのかが一番わかっているはずの、山本幸三氏が予定通り増税しろと。そもそもこの人は8%の時も、増税決断直前になって今まで言っていたことを翻して増税に賛成しています。その後、何が起こったのかは熟知しているはずなのに、これですよ。本当に許しがたいです。「増税をすれば景気が悪くなる」そんなことはわかりきっているのに、経済合理性など財務省や自民党にはどうでも良いのでしょう。国民のことを考えていればそんなことは出来ない?ならなぜずっと日本はずっと不景気のままなのですか。国民のことを考えないバカな政治家やバカな官僚がバカな政策を続けているからではないのですか。それを変えるために、民主党政権時代、超党派でデフレ脱却議連が立ち上がり、山本氏も安倍総理(当時は総理ではありませんが)を説得したのではないのですか。奇しくもこの記事を書いているとき、やはりデフレ脱却議連の中心人物であった民進党の宮崎岳志議員がこの頃のことをチャンネルくららで語り、「山本幸三氏を大臣に」と安倍総理に呼びかけているのが何とも悲しくなってしまいました。

【5月21日配信】倉山満が訊く、「宮崎岳志代議士あの事件の真相を語る!倉山満民主党献金疑獄?!」衆議院議員宮崎岳志 倉山満【チャンネルくらら】



 そして、またこの人もやってくれました。

 麻生氏、消費増税は予定通りと米国に説明 2016/5/21 15:23

 麻生財務大臣は、8%の増税が決まる前にも真っ先に「増税は国際公約」だと言いました。確かに、現在、安倍総理が予定通りに増税すると言っているのだからそういうしかないでしょうがね。もう、3年前の嫌な感じが蘇って仕方がありません。あの時は「デフレ脱却するまで増税はしない」と総理は言っていたのに、9月に入ると「安倍総理、増税決断」の文字が新聞各社に飛び交いました。今回は安倍総理は「増税はリーマンショック級のことが起こらない限りやる」「解散総選挙など考えてもいない」と言い続けているのに、マスコミは最近までは「増税延期は既定路線」「解散総選挙で増税延期」言い続けていました。

 しかし、熊本の震災を受けて、「この状況では解散総選挙は出来ない」という報道が流れたかと思えば、「熊本の震災は目途が立ったからやっぱり総選挙」という報道が流れたり、「増税延期を安倍首相は決断」「予定通り増税」とマスコミ報道が全くあてにならないひどい状態になっています。どちらにしても、総理や大臣たちは「予定通り増税」と言い続けていて、増税に慎重だった山本幸三氏も増税しろと言い出した。絶望的な状況であるには間違いありません。勝手に安倍総理の気持ちを想像して、「安倍さんは増税延期したいのだからサミットで増税延期を発表する」と言っているのんきな人たちがうらやましいです。確かにそうなれば良いのですが(とは言っても本当は延期でなくて減税しなければどうにもならない状況ですけど)、そのように言い切れる根拠が私にはどこにも見当たらないのです。挙句の果てに「消費増税は公約だから、増税を延期するには絶対に解散総選挙が必要!」などと無意味なハードル上げをして、増税派を利して来た人たちには本当に怒りしか覚えません。

 何度もこのブログでも書いて来ましたが、私は安倍総理の支持者です。それなのにこのようなことを言わなければいけないのが本当に腹立たしいです。安倍総理は「強い経済」「デフレ脱却前には消費増税しない」と言って平成24年の衆議院選挙を戦って勝ったのに、なぜその約束を破るようなことをし続けるのか。浜田宏一・本田悦郎という経済ブレーンがついているのだから、「必ず増税する」などと言い続けることがどれほど日本経済に悪い影響を与えるのかはわかっているはずです。もちろん、政治家であり首相なのですから、政局のことを考える必要があるのはわかります。ただ誰に配慮して、「必ず増税する」と言い続けているのか。今の高支持率も自民党が良いからではなく、あまりに野党がひどすぎるからではないのでしょうか。奇しくも安倍政権延命の最大の貢献者・民進党の岡田代表が増税延期を呼びかけていますが、自民党側からは反発が出ているようです。

自民各派 民進・岡田代表の消費増税先送り要求に批判相次ぐ

 現在の経済状況を考えたら、どちらが国民のためになることを言っているのか。それなのに民進党の支持など出来るはずもありません。こんな絶望的な状況がいつまで続くのでしょうか。自民党支持者の中には、「政権担当能力があるのは自民党だけ、他の保守政党はいらない」などと言い、まともなことを言っている野党議員まで叩く人がいるようですが、保守であろうとなんであろうと、まともな国家観を持った政権担当能力のある政党が最低でも二つは無ければ、政治など腐っていく一方だと思うのですが。今の自民党ですら、安倍総理が「保守よりなリベラル」で他はいわんやの状態。せめて安倍総理が健在のうちに、後継者及びまともな政党が最低一つでも育っていなければ、今後の日本がどうなるか危ぶまれる状況です。弱小野党の揶揄をしている暇などないと思います。

 前々回の記事でも書きましたが、景気は人の気持ち、そして自殺者の増減にも深くかかわる問題です。一刻も早く景気回復してほしい。それなのに真逆なことをする政治家。そしてそれを批判する人間を非難する人達。いつになればこのようなむなしい主張をしなくても済むようになるのか。つくづくあの平成25年の安倍総理の増税決断がどれほど間違っていたのかと思い知らされます。時計の針は戻せませんが、間違った決断は、正しい判断で修正するしかありません。今度は間違わずに総理には決断していただきたいです。
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テーマ : 政治・経済・時事問題
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富山市在住。夫と息子、猫2匹と暮らす会社員。

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