田母神事務所使途不明金報道 水島社長の嘘を暴け!④選挙後、選対本部長は無関係?! #田母神俊雄 #水島総 #チャンネル桜


 前回の『日本の敵』の感想で予告していた検証です。

 まずは、こちらの動画です。

【桜便り】トルコクーデター事件の背景 / 田母神買収事件・第2回公判報告[桜H28/7/20]




 ここでの鍛冶氏の言い分ですが、事務局長の島本氏は、今まで金を配ることに関して水島社長の了承を得ているようなことを言っていた、しかし実際は得ていないことを知って田母神さんが「困惑した」。この報告を鍛冶氏から受けて水島社長は非常に嬉しそうでした。鍛冶氏によると田母神さんは今まで散々、水島社長が事件に関与しているかのような印象操作、誹謗中傷をしてきたのに、ここに至って水島社長はお金を受け取ることを断固拒否していた。田母神はいい人、だけど水島さんもいい人ですと言いだしたのだそうです。具体的的な日にちが語られていませんが、田母神さんが島本氏達が金を配り始めているのを知ったのが3月18日前後、水島社長の了承を得ていないことを知ったのは3月20日だと思われます。田母神さんが水島社長の了承がないことを知って「困惑した」。このことは本当にこの事件に水島社長が関わっていないことの証拠になるのでしょうか。

 この使途不明金疑惑に関しての出来事で『不徳を恥じるも私心なし』『日本の敵』から複数人で意見の一致している、あるいは通帳に記載があるため日付が確認出来ているものを整理しておきます。

・平成26年2月27日、選対事務局長島本氏、会計責任者鈴木氏がチャンネル桜を訪れ、水島社長に400万円渡すことを伝える。
・同2月28日、田母神氏、水島社長、石井氏(田母神氏の元部下)で念法眞教に選挙後の御礼の挨拶に行く。その時の電車の中で水島社長が田母神氏に「選挙資金の残金を『頑張れ日本』の口座に移してはどうか」と提案する。
・同3月3日、鈴木氏がチャンネル桜を訪れる。
・同3月11日、島本氏に「そろそろ人件費を配りたい」と前日に言われ、鈴木氏が300万円引き出す。
・同3月12日、島本氏より「ウグイス嬢の分を支払いたい」言われ、50万円を引き出す。
・同3月17日、三月一四日に島本氏から「岡野、諸橋、澤井さんとアポイントが入りました。残金を用意して欲しい」とメールが入り、330万を要求されたのに、鈴木氏が500万円引き出す。鈴木氏と田母神氏が会い、田母神氏に金を渡し、みずほ銀行に入金。
・同3月19日、水島社長に会うために島本氏がチャンネル桜に行く。夜は島本氏と田母神氏会食。
・同3月20日、鈴木氏が田母神氏にメール。「水島、島本打ち合わせの結果をお知らせするという段取りでしたが、目論見が外れてしまい申し訳ありませんでした」
・同3月22日、「田母神俊雄を励まし日本を取り戻す会」が開かれる。


 ここで補足ですが、2月27日、鈴木証言では水島社長にお金を渡す話だけではなく、貢献した人にもお金を配る相談をしてリストを見せた、そこで水島社長は「400万ももらえるのかと喜んだ」とあります。水島社長は、平成28年10月26日の証人尋問では「みなさんに配りたいという話と、私に四百万円お渡ししたいと言いましたので、私は断りました」と答え、10月30日の証人尋問では「基本的にはみんなに配りたいというのはなかったと思います」と否定しつつも、前回の証言との食い違いに検事について問われたところ「それは三日後か四日後に来た時ではないかな」と答えています。ちなみにこのことについて雑誌の取材では、以前書いたブログで取り上げたのですが、報告パーティー(3月22日)の後にやってきて、金を配ると言われたので怒鳴りつけたと言っています。実際はお金を配る話はもっと前だったこと、その件で怒鳴ってはいないことを裁判で水島社長自身が告白しています。

 3月3日に関しては、鈴木証言ではその後の選挙資金の使い方について水島から呼び出されて相談を受けたそうです。水島社長は「平成二十六年田母神事件メモ」なるものを検察に提出していて、そこには「十六時半から鈴木と都民の会の支援金の処理を話し合う。頑張れ関係は交通費を除いてすべてを戴かないことにすると通告。(ここで鈴木が百万の封筒を持ってきたかもしれない)」と記載されていたそうです。

 この田母神事件メモは、日誌そのものではなく日誌を基に水島社長がまとめた資料だそうですが、日誌の割には、さきほどのカッコ書きのように明らかに書き加えられたものがあったり、鈴木が百万を持ってきたという日付も、3月13日、6月16日にもあるという本当に証拠に使えるのかと思えるような曖昧なものです(しかも百万持ってきたと言いながら実際に現金を見ていないことは水島社長も証言している)。しかもなぜか3月19日に島本氏と会ったことの記載がないそうです。これが日誌から抜けていたとは考えられないのになぜでしょうか。3月19日の件は、平成二十六年九月号の「正論」の連載「南京の真実製作日誌」(別名僕の生活とご飯の記録)にはしっかり記載があるのに。随分恣意的な証拠資料ですね。なぜ、水島社長は3月19日に島本氏とあったことを証拠として提出しなかったのでしょうか。


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 さて、最近、水島社長は都知事選の終わった日以降は選対本部長も広報部長も選対には無関係だし何の責任もないと言い続けています。ではなぜ選挙が終わった後何度も島本氏や鈴木氏はお金を配る話をしに水島社長を訪ねて行ったのでしょうか。水島氏の証言からも、日付がはっきりしていませんが、前記した日以外にも水島社長と鈴木氏が会っていて、お金を配る話をしていることがわかりますね。そして、後の番組で、鈴木氏のメール「目論見が外れた」に関して、水島社長や鍛冶氏は、何とか水島社長に金を受け取らせて犯罪に引きずり込もうとしたが出来なかったから「目論見」と言う言葉を使っているという良くわからない事を言っていますが、そうではなく、本来きちんと了承を取るべきで、田母神さんにも確認するように言われていたにも関わらず、水島社長の了解をきちんととらずにお金を配り始めたからではないのでしょうか。

 田母神さんが水島社長にお金を配ることを確認してほしいと言った背景には、お金に関する権限が水島社長があったというのも当然ですが、水島社長にそれを止めて欲しい気持ちがあったことを何度も言っています。これ、思い付きの言い訳でしょうか。10月30日の証人尋問の水島社長と検事とのやりとりを抜粋します。

『不徳を恥じるも私心なし』P168より引用

「承認に対して四百万円渡すという話しかしなかったということですか」(検事)
「私に配るということはみんなに配るというニュアンスですから」(水島氏)
「島本さんや鈴木さんの口ぶりから、皆さんに配りたいというニュアンスは受け取ったという意味か」(検事)
「私が受け取らなければみんなも受け取らないだろうという認識がありましたから、それはそういうことだと思います」(水島氏)

引用終わり


 これは2月27日の島本氏、鈴木氏が水島社長を訪ねて来た時の証言ですが、具体的にみなさんに配りたいという話はされていないが、そのようなニュアンスは受け取ったと水島社長が言っているのです(10月26日証言では配りたいという話があったと言っているのでどちらが本当かはさておき)。3月20日の鈴木氏のメールの文面から、3月19日の水島社長と島本氏の面談で、最終的に水島社長はお金の受け取りを断ったのだと思われます(これは鈴木氏は立ち会っておらず、島本氏からの伝聞)。しかし、それまでに何度も島本氏も鈴木氏も水島社長にお金の話をしに行っています。水島社長にお金に関しての権限も責任もないのなら、なぜそこまでして水島社長の了承を得に行く必要があったのでしょうか。そして、田母神さんの「お金を配ることを阻止したかった。そのために水島社長に相談するように島本氏に言った。水島氏は止めてくれると思った」との主張が的外れではないことはこの先程の水島社長の証言でうかがえるではないのでしょうか。

 さて、ここまで経過を見て、これでも水島社長は彼の言い分通り、お金に関する権限はなく、都知事選以降は選対本部長は関わりも責任もなかったと言えるのでしょうか。田母神さんは裁判で、お金を配ることに関しての水島社長の共謀は最初から否定しています。それなのになぜ必死に自身が無関係であったと無理のある主張を続けるのでしょうか。水島社長も田母神さんも、島本氏、鈴木氏からお金を配る話を聞いていたが了承はしていなかった。それなのに、田母神さんは逮捕、起訴されたが水島社長はされなかった。そのことに関してのつじつまが合わなくなるからではないですか。

 最後に、上の動画で水島社長と鍛冶氏は田母神さんが水島社長に対して誹謗中傷を繰り返していたと言っていましたが、田母神さんは水島社長の攻撃にtwitterや勝兵塾、花田編集長の番組で数回反論しただけです。それに対してチャンネル桜は疑惑発覚から刑事告発の10カ月の間に35本以上、強制捜査から現在までは50本弱(見落としはあるかも、そして夜桜亭などでどさくさに悪口を言っているものは除いている)、番組を使って田母神さんを誹謗中傷しているのですよ。ブログでは取り上げませんでしたが、田母神さんの『日本の敵』ではマスメディアの問題も指摘されており、いかに弱小とはいえ、自身の放送局を使ってここまで個人を攻撃するのはメディアの暴力以外の何なのかと思います。先日7月2日も特番が行われており、その後も、さらに放送を続ける予定があることを水島社長が述べていましたので、そちらも引き続き注視したいと思います。



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テーマ : 保守主義
ジャンル : 政治・経済

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お疲れ様です!(`・ω・´)ゞ

いつもながら、詳細な取りまとめの作業、お疲れ様です。(`・ω・´)ゞ

いつも拝見していて思うんですけど、この人達って、本当に何事に関しても「落とし所」っての考えないで、脊髄反射と鳥頭で動いているんだなぁ、というのが、正直な感想です。

こんな人達を担いでいたんだから、そりゃぁ、ここ十数年の保守運動が、ほぼ成果を挙げられていないのも、当然ですよね。

なんというか、脱力感が半端ないです。(苦笑)

保守系の影響力って限定的であることが、メディア側に見切られたようで。このところのサヨクメディアのやりたい放題を見てると、そう感じざるを得ないのです。いろんな原因はあるでしょうが、一つは上に立つべきじゃない人が、それなりの影響力を行使したことじゃないかな。水島社長や三橋等の振る舞いそのものが、保守系に悪影響を及ぼしたと思えてなりません。
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富山市在住。夫と息子、猫2匹と暮らす会社員。

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