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問題は反日ではなく 広辞苑の「日中共同声明」誤記について #チャンネル桜 #被告水島総


 岩波書店に対して緊急国民行動だそうです。

【緊急告知】11.30 国語・歴史の破壊者「岩波書店」糾弾!台湾は中国ではない!緊急国民行動[桜H29/11/27]


 岩波書店の広辞苑第六版一刷での『日中共同声明』にこのような記載があるそうです。

 「一九七二年9月、北京で。田中角栄首相・大平正芳外相と中華人民共和国の周恩来首相・姫鵬飛外相とが調印した声明。戦争状態の終結と日中の国交締結を表明したほか、日本は中華人民共和国を唯一の正統政府と認め、台湾がこれに帰属することを承認し、中国は賠償請求を放棄した。」

 日本政府は台湾が中国に帰属するなど承認していない。それに伴って、三刷ではこのように修正。

 「台湾がこれに帰属することを実質的に認め、中国は賠償請求を放棄した。」

 これも間違いで日本政府は中国の言い分を尊重したが、承認する立場ではないとはっきり言っている。実質的に認めたというのは嘘。そして、広辞苑は辞書の三刷の方は訂正したが、電子書籍は一刷の記載のままである。

 水島社長は岩波書店前で抗議行動をする、「宣戦布告だ」と言っているのですが...

 こちら、映像を見て頂くとわかりますが、チャンネル桜のキャスターの永山秀樹氏のブログを引用して話をしています。

岩波『広辞苑』に訂正要求!(1)―日本は台湾を中国領土と認めていない

 ブログより引用

公立図書館から学校図書館に至るまで、岩波書店発行の『広辞苑』を備えていないところはないだろう。多くの職場、家庭もこれを使用しているはずだ。それほど社会に大きな影響力を有する国語辞典であり百科事典だからこそ、求められるのは記述内容の正確さだ。しかしそのその第六版を見ると、台湾に関する記述に深刻な誤記が見られる。なぜならそこには、中国の「一つの中国」の宣伝、つまり「台湾は中国領土の不可分の一部」と強調し、台湾侵略という国家目標を正当化するための虚構宣伝を投影させているからだ。来年一月に発行予定の第七版では、是非訂正してもらいたいところだ―――

 引用終わり


 来年1月には第七版が発行。そう、この広辞苑の記載は約10年前、2008年1月に発行された第六版の話なのです。水島社長は冒頭で「最近出た本」と言っているのですが...約1カ月後に第七版は発売される。もう予約も始まってるし、とっくの昔に編集作業は終わっているでしょう。

 しかも永山氏のブログを読むと、第六版が出てすぐに岩波書店に抗議していたが、それをずっと忘れていて(ダメじゃん)、最近第七版が出ることを知って、訂正されていたのか確認し、次はきちんとしたものにしてもらうべく、電話でお願いしたのだそうですorz

 永山氏のブログの最後に岩波書店の電話番号やお問い合わせ先がありますが、これは電凸したり街宣したりする案件ではないです。今回やるべきことはしかるべきルートを使い、政府の正式見解をきちんと伝えることが出来る歴史学者などを通して、電話ではなく書面で抗議をすることではないでしょうか。その際も反日だ売国だと騒ぐのではなく、広辞苑の『日中共同声明』の記述に誤りがあるので訂正するようにと話を持ちかけるべきだと思います。

 幸い、台湾チャンネルを見ると在日台湾同郷会会長から岩波書店に文書を出しているようです。

【台湾CH Vol.210】岩波『広辞苑』が台湾を中国領土扱い!訂正を要する捏造記載の数々[桜H29/11/24]


 第七版の発売間近の今の段階では遅いと言わざるを得ませんが、やらないよりはずっと良いですし、一刷に間に合わなくても、二刷以降の訂正はなされるかもしれません。

 そして、こういった文書が出されているのなら(本当は他からもあった方が良いと思いますが)、抗議行動は雑音にしかならないと思います。水島社長がいつものように、岩波書店の前で「岩波書店は反日だ!中国の手先だ!」とやって、誰の共感を得られるのでしょうか右翼うるさい!怖い!キモイ!と思われる以上の効果がありますか?やるべきことは街宣ではないでしょう。広辞苑の記述を正しいものにするために何をすべきか良く考えて頂きたいです。もし岩波書店の編集部が抗議を受けて、訂正を考えているとしたら?そんなときに、会社の外で「岩波書店は売国奴!」などとやられたらどういう気持ちがすると思いますか?

 この件で既にいろんなブログで発信もされています。こちら確かにプロパガンダに利用されているのかもしれません。しかしながら大事な事は岩波書店が反日だと騒ぐことではなく、間違った記述を訂正させることです。

 この件に関して関心のある方、広辞苑の記載を訂正してほしいと思っている方は、「岩波書店は反日ダー!中国の手先ダー!」とやるのではなく、「天下の岩波書店が、あの広辞苑に間違ったことを書いていいのか!」と言ったアプローチで拡散していただきたいと思いますm(__)m

草

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富山市在住。夫と息子、猫2匹と暮らす会社員。

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