今がその時ですか? #舛添リコール より #河野談合

 とりあえず、今拡散すべきは #河野談合 でしょ。

 Twitterのタイムラインが、#舛添リコール であふれている。先日25日からの、舛添都知事の訪韓やその時の言動に対する抗議のようだ。実際に署名活動をしようとする動きもあるようだが、具体的にどうするのか。

 リコールというが、具体的に長の辞職を求める請求をするためには、原則として選挙権を有する者の総数の3分の1以上(40万を超えるときは、40万を超える数の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上、80万を超えるときは、80万を超える数の8分の1と40万の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上)の署名が必要となる。

東京都の選挙人名簿登録者数は10,814,890人。

http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/data/data03.html

 必要な署名数は約145万、選挙から1年間は解職請求することができないので、2015年2月9日以降に解職請求は可能になる。この請求が通り、解職投票において有効投票総数の過半数が賛成すれば、その首長は失職する。

 結局、請求をするだけでもかなりハードルが高いことがわかる。そして一番の問題は、彼をもし失職させることができたとして、次に都知事になるのは誰かということだ。私のtwitterのフォロワーの人にはいわゆる保守派と呼ばれる人たちが多い。そして都知事選では圧倒的多数が田母神氏を応援していた。今、舛添リコールを叫んでいるのもその人たちだろう。しかし、田母神氏が都知事になれる可能性はあるのか?

今の状況で舛添氏を除く、前回の候補者たちで都知事選を戦うことになれば、どう考えても勝つのは、2位だった宇都宮氏ではないのか?田母神氏が自民党の推薦を受ければあるいはとも考えられるが、これほど集団的自衛権の問題で大騒ぎした後に、元航空幕僚長だった田母神氏を公認にするととてもではないが思えない。細川氏も体力的なことや前回の結果を考えると、次に立候補することは考えにくい。前回の選挙で、細川氏が立ったことで、宇都宮陣営の票が大きく割れたことを考えると、今の状況では宇都宮氏圧勝ということも考えられるが、果たしてそれで保守層の人々は良いのだろうか。

 私が何を言いたいのかというと、今、勝てない戦いをするときなのか、ということだ。ここで舛添氏をリコールして得するのは誰か?自民党が嫌いな人と(宇都宮氏に再度都知事選に出たい気持ちがあればだが)宇都宮氏とその支持者だろう。どう考えても、田母神氏がたっても当選するとは思えない。舛添氏を失職させてもそれよりも良い人が都知事になるとは限らないのだ。

 今現在の舛添氏の言動で彼を都知事から引きずり下ろすにはあまりに根拠が薄い。しかも前回の都知事選が平成26年2月9日、その前が平成24年12月16日。大多数の東京都民にとって、短期間で何度も選挙が行われることは好ましいことではないだろう。2か月間で莫大な数の署名が集まるとも思えない。しかも、それで解職の請求ができて、投票によって失職させられたとして次に誰が都知事になるのか?私としては宇都宮氏に比べれば、舛添氏はまだましだと思うのだがどうだろうか。

 勝てない戦いに挑んだら、かかわった人間は疲弊し、失望することになる。戦うには作戦が必要だし、時期を見ることも大切だ。今は舛添氏を降ろすことに労力を注ぐ時ではないのではないだろうか。政治運動はクラブ活動ではない。がんばればそれで良い、そういったものとは違うということは考えていただきたい。
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Author:yumi
富山市在住。夫と息子、猫2匹と暮らす会社員。

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