本当に問題ないの? 三橋貴明氏のメルマガを再読してみた

 
 橋下徹大阪市長と藤井聡内閣参与の論争が話題になっています。関連記事を上げだすとキリがないのですが、簡単ないきさつは下記サイトを見ていただけるとよいかとおもいます。

 橋下市長、京大教授の「ヘドロチック」発言に怒りあらわ 「こチンピラただす」 京大総長に見解要求へ

 そもそものいきさつは三橋貴明氏のメールマガジンで藤井聡氏が大阪都構想への批判をしたことなのですが、そのメルマガの責任編集者である三橋氏はメルマガ及びブログでこのような表明をしています。

 [号外]言論封殺と戦う「サトシフジイ ドットコム」をよろしくお願いします!

 権力による言論封殺には屈しません

 私は大阪都構想の内容にそれほど詳しくないこともあり、ぜひとも公開討論をしていただいて、都構想の問題点あるいは良い点などが理解できたらと思っていたのですが、どうも藤井氏は公開討論に応じるつもりはないようで残念です。

 しかし、上記の三橋氏のブログの中で、気になる文章がありました。

 (上記ブログより引用)
 
 そもそもの発端であるメルマガ「三橋貴明の「新」日本経済新聞 」の責任編集者を務める三橋は、もちろん、配信前に全ての執筆者の文書に目を通しております。内容的に問題等があるとは到底思えなかったからこそ、1月27日のメルマガが配信されたのです。

 (引用終わり)

 三橋氏はメルマガに目を通して問題がないから配信したということですが、そうすると以前配信されたブログも当然内容に問題がないと判断されているのですよね。

【鶴田正平】消費税のしょぼい展開

 上記のメルマガは以前私のブログでも紹介させていただきました。筆者は鶴田正平となっています。この人物、藤井氏が忙しい時に代筆と言ってたまに登場していたのですが、文体を見るに本当にご本人ではなく代筆なのでしょうか?もちろん代筆だとしても藤井氏の了解及び三橋氏の監修のもとで書いているのでこの内容に関して問題がなかったと判断されているのですよね?同じ内閣の参与である浜田宏一氏をボケ呼ばわりし、リフレ派の学者をバカにし、増税反対運動をしている人の足を引っ張る。一応三橋氏はこの時消費増税に反対と口ではおっしゃってたのですが、増税阻止運動に水をかける行為には問題ないと思ってらっしゃったんですね。

【東田剛】消費税増税より大きな問題

 上記のメルマガは筆者は東田剛となっていますが、経済産業省にお勤めの中野剛志氏のペンネームです。こちらもやはり増税反対運動の足を引っ張った上に(下青字引用)、
「仮に消費税を増税したって、そのデフレ効果を上回る大型の財政出動をやれば、「倍返し、いや10倍返しだ」となるでしょう。」

などと言っています。実際に消費増税が行われてどのようなことになったかは皆さんご存知の通りです。

 ちなみに、どちらも木下元財務事務次官の名前を上げていますが、これは木下元財務事務次官を増税の黒幕として増税阻止運動をしていた倉山満先生に対する嫌がらせです。

【適菜収】ロックの話

 そして、平成26年の12月5日に配信されている上記のメルマガなのですが、冒頭にこう書かれています。

 (引用)

次の衆院選は、自民党が勝つでしょう。
だから、自民党の支持者の方も、気兼ねなく、自民党以外に投票しましょう。


 (引用終わり)

 衆議院選挙の期間に投票行動を呼びかける。特定の候補者に言及してないとはいえ、自民党員である三橋氏は自民党以外に投票しようと書かれたメルマガに本当に問題がないと思ったのでしょうか。

 確かに三橋氏は自民党員でありながら、民主党の研究会に参加して、現在、安倍首相が最も大事だと言っている経済政策 アベノミクスを批判する方ですが。いやあ、本当に自民党って寛大な党なのですね。

mituhasi tochigi


 しかし、橋下市長からこんな申し出ありました。

 「討論するなら、藤井さんと愉快な仲間たちを僕1人で相手に」橋下氏

 もともと橋下市長は公開討論と言っているのですから言論封殺ではないと思うのですが、さらに仲間を連れてきていいと言っています。ここはテレビでも論客として名をはせる三橋氏の出番ではないでしょうか。今回は裁判関係者もいないことですしね!是非とも熱い言論バトルを期待したいものです!

 
スポンサーサイト

テーマ : 橋下徹
ジャンル : 政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

No title

 三橋氏はブログで「「供給制約」とは何でしょうか。定義を聞いたことがない」と言います(http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11973771704.html)。
 でも、メルマガの藤井聡教授執筆の記事に、「供給制約状態(需要に対して供給が追いつかない状態)」と、定義が書いてあるんですよね(http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/02/25/fujii-77/)。
 三橋氏は「配信前に全ての執筆者の文書に目を通しております」と言うのだから、定義を聞いたことがないというのはウソですね。
 財政拡張によるデフレ脱却を掲げる三橋氏にとっては、供給制約は重大な問題であり、そう易々とこの定義を忘れるとも思えません。意図的に無視しているんでしょうね。
 三橋氏はデマゴーグに成り下がっていると思います。

※ 私のブログの関連記事
 http://ameblo.jp/bj24649/entry-11976534385.html

Re: No title

コメントありがとうございます。

三橋氏は以前は言葉の定義とデータを定説にする方でした。
しかし、最近では勝手に言葉の定義を作り替え、怪しいデータまで持ち出すようになりました。
言論人としての自分を貶めているのは彼自身です。
速やか「評論家」の看板を下げていただきたいと思っています。
プロフィール

yumi

Author:yumi
富山市在住。夫と息子、猫2匹と暮らす会社員。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR