山村明義 日本をダメにするリベラルの正体 感想 リベラル批判編

 
 今年の1月20日、アメリカ大統領にドナルド・トランプ氏が就任しました。日本では完全に泡沫扱いされていたトランプ氏が共和党の候補となった後も、日本のマスコミはトランプ氏をトンデモ扱いすることをやめませんでした。大統領選挙の前日に書いたこちらのブログ「江崎道朗 『マスコミが報じないトランプ台頭の秘密』感想」に書いていますが、あるテレビの調査でヒラリー・クリントン氏が大統領にふさわしいと思っていた人が70%、トランプ氏と答えた人は一桁でした。この選挙結果を目の当たりにした時、テレビや新聞の報道しか見ていなかった人たちは何が起こっているのか理解出来なかったのではないでしょうか。日本のマスコミならず、アメリカのマスコミもリベラル層で支配されています。前出の江崎道朗先生によると、アメリカには朝日新聞と赤旗しかないような状況だそうです。今回の大統領選で、今まで一部の人々には公然となっていたマスコミやリベラルの嘘や欺瞞が明確に表れたのではないでしょうか。今回の本でも取り上げられていますが、トランプ氏が大統領になったら海外に移住すると、多くの有名人が公言していたにも関わらず、実際に移住することなく、トランプ氏に対して寛容な姿勢を示し、自分の言動に責任を取らないための言い訳をしています。このようなリベラルの態度はどこから来るのでしょうか。

 本書はこの「トランプ現象」で化けの皮が剥がれて崩壊してしまったリベラルの現状、日本のリベラルの情けない状態、突如起こった「日本会議」へのバッシング、リベラル思想の歴史、などを通じてリベラルの欺瞞を解きおこしていきます。

 本来のリベラルは愛国と反する言葉ではありません。しかし、山村先生は「日本独自のリベラルとは何か?」と問われたら、それは「日本を貶め、卑下する考え方のままにしておく日本特有の思想」(P154より引用)だと言います。なぜ彼らは無批判に外国人の思想をしかも間違った形で取り入れ、自国を守る努力を怠るどころか危険に陥れるようなことをするのか。自虐史観のみならず、コスモポリタニズムを装った国家解体でも目指しているのかと疑わざるを得ません。もちろん、全てのリベラルが国家解体を目指しているなどと言うつもりはありませんが、どこかでその毒がひっそりと仕込まれているように思えるのです。

 おもしろい表現なのですが、山村先生は結局「リベラルとはなにか」と問われれば、「闇鍋主義だ」(P184より引用)と答えると言っています。食べれられるものも食べられないものもなんでもありで入れてしまう「闇鍋」。本来の「自由主義」等の意味を越えて、本来のその意味とは相反する設計主義につながりかねない「社会主義」や「共産主義」、行きつく果ては「暴力革命主義」。そんなものを都合よくごちゃまぜにして「リベラル」という響きの良い言葉で言い換えてしまえば嘘や矛盾が出てくるのは当たり前です。

 そして、最近のリベラルの傾向として、なぜか「保守」のふりをしたがるという指摘もあります。民主党代表の蓮舫氏ですが、なぜか自身を「バリバリの保守」だと言い始めました。二重国籍問題で散々嘘をついておきながら、安倍首相に向かって「息をするように嘘をつく」と言ってのける。神経が太いのか健忘症なのか。まさにリベラルの嘘と欺瞞を体現するような人物ではないでしょうか。

 本書の第三章で取り上げられている「日本会議」バッシング。その中でも著作「日本会議の研究」がベストセラーになった菅野完氏も、部落解放同盟、しばき隊を経て右翼に転向したと言っています。しかし、彼のネット上の記事やインタビューを読んでも彼が保守だとはどうしても思えません。

「日本会議は中身空っぽ」 異色の著述家・菅野完氏が解明

記事の2ページ目より引用

右翼の本来の役割は「国を国家から守る」ことだと思うのです。国とは“邦”であり“故郷”でもある。また、保守という視点で言えば「国家の暴走に掣肘を加える」ことも重要です。

引用終わり


 菅野氏は「国を国家から守る」と言っていますが、「国家」をどのような意味で使っているのでしょうか。国家の三要件とは中学校でも習いますが、「領域、国民、主権(政府)」です。「憲法は国家権力を縛るもの」などというリベラルな政治家がいますが、本来国家権力は内外に対して排他的で縛られてはいけないものです。言い換えるのなら「憲法は政府権力を縛るもの」でしょうか。菅野氏の言うところもその「国家」が「政府」なのか「政権」なのか今一つはっきりしません。マスコミが良く「政府の借金」を「国の借金」と言い換えて、国民に負債があるかのような報道をしますが、「国」なのか「国家」なのか「政府」なのか、あいまいにして言葉を使う人物はまず疑ってかかった方が良いと思います。特にプロの物書きならば。

 そして、菅野氏はまるで保守論壇や保守系の雑誌のせいで、ヘイトスピーチなどが増えたかのようなことを言っていますが、これこそリベラルのお得意のすり替えです。

 トランプ現象しかり、マスコミはまるでトランプ氏が世界に混迷を起こしているかのような印象操作をしていますが、実際は逆ではないでしょうか。行き過ぎたポリティカル・コレクトネスに対する閉塞感、不法移民をきちんと取り締まるどころか「人権」の美名のもとに彼らを保護、本来利益を享受すべき国民ではなく、権利を持たないはずの人達が優遇されれば不満が噴出するのは当然のことでしょう。「人権」と「国民の権利」は本来区別されなければならないのですから。これは日本でも同じことです。私はヘイトスピーチを行う事は是としませんが、それを行った人たちの目的もヘイトスピーチではなく、本来は不公正に対する声を広く知らしめようというものであったはずです。最近は、一部団体がデモを行う前から「ヘイトスピーチ・デモ」などとマスコミがレッテル貼りをしていますが、いつまでも国民が騙され続けると思っているでしょうか。多くの人が気づき始めたから、今回のトランプ氏の勝利があり、リベラルが保守を詐称するようなことが起こっているのではないでしょうか。

 補足ですが、先程の「人権」と「国民の権利」があいまいになっている理由の一つは教科書にあると思っています。日本で一番のシェアを誇る東京書籍の中学の「公民」の教科書を読んで、この二つの違いに気づく中学生がいたら天才だと思います。いろんな前提を知らずにあれを読めば在日外国人に参政権を与えるべきだと思いかねません。

 第七章で「本当のリベラリズムは神道にある」と綴られます。日本には八百万の神がいて、神様たちはそれぞれの「個性」を持ち、「共存共栄」を求めて話し合い、譲り合う。これは神話だけの話ではなく、聖徳太子は十七条憲法で「和を以って貴しとなし、忤うこと無きを宗とせよ」と定め、五箇条の御誓文で明治天皇は「広く会議を興し、万機公論に決すべし」と誓約されました。神道は西洋型の宗教とは違いますが、その精神は現代の我々にも受け継がれています。神道では無理な布教もしませんし、我が国では何を信じようと自由だという価値観が根付いています。クリスマスを祝い、大晦日には除夜の鐘を聴き、お正月には初詣に行く。いいかげんだとか節操がないという見方もあるでしょうが、片やキリスト教徒が圧倒的に多いアメリカでは他の宗教に対する配慮のために「メリー・クリスマス」ということすらはばかられるような状況になっているそうですマイノリティーや弱者を常に正しいとしてしまえば行きつく先は原理主義になってしまいかねません。自由とは、寛容とは何かと考えさせられます。こう思うと日本の「保守」こそ本当は「リベラル」なのかもしれません。

 良いものなら外国のものでも他宗教でも受け入れる寛容さと同時に、古来の伝統や文化を大切にしてきた我が国日本。リベラルの方たちも本当に「自由主義者」を標榜するのはなら、自国を大切にする心も持てば、現在抱えている矛盾も緩和されていくのではないでしょうか。

 しかしながら、本書は「リベラル」批判のみの本ではありません。日本の保守派にも鋭く切り込んでいます。特に「チャンネル桜」に対しては厳しい批判がなされています。長くなりますし、そちらは私の得意分野(?)ですので、次回、詳しく取り上げたいと思います。


 

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#南京の真実 第三部 ブルーレイ&DVDレンタル開始! お値段1万円也!! #チャンネル桜

 
 夜桜亭日記afterで水島社長がちらっと言っていましたが、「南京の真実 第三部」の上映会の募集が始まりました!!

南京


【桜便り】トランプ議会演説 / ボギーてどこん氏に聞く沖縄サヨクの実態[桜H29/3/1]


 大量の資料映像の継接ぎに錯乱で使った映像の使い回し、俳優だそうですが、初々しい滑舌で大音量のBGMにかき消されがちのナレーション付きの映画がいよいよレンタル開始です!

 今回のタイトルは「支那事変と中国共産党」。中共の戦後やってきた非道と、満洲の観光ガイド、そしてナチス・ドイツはアメリカ(国際金融資本)が作ったなど今まで誰も知らなかったことが、新しい切り口で盧溝橋事件まで描かれているそうです。あれ?支那事変っていつから始まったのでしたっけ?

 こんな素晴らしい映画がなんと1万円!1万円でレンタルできるそうですよ!皆でレンタルして上映すれば約束していた全世界への英語版、中国語版での公開などしなくても、あっという間に中国のプロパガンダなど払拭できますね。水島社長曰く、中国が「ひねり殺してやりたい」と思うほどの内容になっているそうで、なんともう3件4件問い合わせがあったそうです。水島社長がただで貸し出すと言っていたときに問い合わせて、何も決まっていないと電話口の人に返された私の分もその中に入っているのでしょうか?

 しかし長年皆が待ちわびた映画なのに、そのお知らせもバーンとホームページのトップではなく、スタッフブログでひっそりと更新されただけというところに水島社長の奥ゆかしさを感じます。何時も自分を南洲翁に例えているのに今回は大和撫子のようです♡

南京の真実 スタッフブログ

 そして小さな字で書いてありますが、あの新演出が再現できるかもしれません!!

 1万円(交通費、宿泊費別)であなたの街に「南京の真実」がやってくる!「生直言極限」になるか「飛び出す水島」になるかは運次第!!これはもう申し込むしか無い!!

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#教えて水島社長 夜桜亭日記afterで本当に知りたいことに答えてくれないのはなぜですか? #チャンネル桜

 
 いつも楽しみに読んでいるScorpionsさんのブログでこのハッシュタグを使って、水島の妻の問題についての記事が上がっていました。

 #教えて水島社長 「妻がNHK関係者だということは以前から話していた」というのは本当ですか?

 こちらのハッシュタグ、【夜桜亭日記after】水島総が視聴者の質問に答えます!で水島社長が本当に知りたいことに答えてくれないため、ネタとしてtwitter上で上がっていたりするのですが、先日の夜桜亭も質問コーナーもそれほど聞きたいの質問があったわけではなく、水島社長が話したいことを話しまくっている印象でした。

【夜桜亭日記after】我那覇真子さん登場!水島総が視聴者の質問に答えます! 平成29年2月22日号[桜H29/2/25]


 しかしながら、先程の問いに関連する場面もありましたので、番組内で感じた疑問を私も水島社長に問いかけてみたいとおもいます。

Q 3:35頃から今までは中国が南京大虐殺や慰安婦で嘘をついてますが、日本人はこんなことをやってませんよ、事実はこういうことですよという対処療法のようなこと、専守防衛をやってきたが、「南京の真実 第三部」で今回は、「お前らこそ悪い」というのをやっていて、世界で初めて反転攻勢していると言っていますが、そもそもの「南京プロジェクト」の趣旨とは違ってきてませんか?

南京の真実

 以前もこちらのリンクを貼ったことがありますが、製作趣旨は「誤った歴史認識を是正し、プロパガンダ攻勢に反撃すべく、南京攻略戦の正確な検証と真実を全世界に伝える」ことであり、それによって「祖国日本の誇りと名誉を守」ることですよね。そのためには、余計なことにお金と時間を使うのではなく、検証編を全世界の人達がお金を払ってでも見に来るようなクオリティーで一刻も早く作る方が大事だと思うのですが。


Q 7:10頃から全国で上映会をやる、手数料は1万円いただきますが、上映料金はいただきません、会場費はご負担いただく、間違いなく中共のプロパガンダ戦に対する力になると言っていますが、最初といろいろ話が違ってきていませんか。

 まず、上映会の件ですが、去年出た月刊正論では「来年初頭より全国で公開を行う予定となった」とあったのですが、通常このような表現をするときは、全国で既に上映会を行う段取りが出来ているときだと思うのですが、今回の水島社長の口ぶりだと「1万円でブルーレイディスク貸してやるから会場手配して上映会を開け」ですよね。

 第一部の時の上映会の要綱から察するに映画レンタル料が1万円、上映形式がブルーレイディスクに変わったと思って読めばよいのでしょうか。

映画「南京の真実」」第一部「七人の『死刑囚』」上映会開催要項

 以前の放送で、ただでと言っていたのにやっぱり「1万円だけでも頂戴」なんですね。手数料はもらう、でも入場料は取るな、支援金の徴収はOKで経費以上にもらえたら製作委員会にご支援を♡ですか。はあ。入場料が取れないとなると、どうしても有志による小規模なものになってしまいます。つまりもともと南京大虐殺などなかったと思っている人達が、仲間内で行うものになるわけで、これがどのように中共に対するプロパガンダ戦の力になるのでしょうか。それより先程の製作趣旨にあったように「英語版や中国語版等も同時に作り、世界同時公開を目指し」て欲しいのですが。もしかして、「目指す」のであって「実行する」のとは違うという意味なのでしょうか。


Q 28:30頃からこないだもバカが一人いて、水島は反NHK運動をやっているのに、水島の妻がNHKの職員で金をもらっていると言っていると水島社長は言っていますが、それがせと弘幸氏のことならなぜ事実を微妙に捻じ曲げるのですか?

 私もですが、せと氏は一度も水島の妻がNHKの職員だとは言っていませんよ。NHKの番組の編集者だと言っています。動画では明確にフリーのスクリプターだとも言っていますね。

チャンネル桜とNHK

チャンネル桜水島氏の反論(続)

 小さく事実を捻じ曲げて人を嘘つき呼ばわりすると、そちらの方が嘘つきになるので気を付けた方が良いと思います。


Q 30:25頃から、私個人は責任を持ってやっているけど、家族とか関係ないものに卑劣なことをやるのは、と非難していますが、どうしてまた話を捻じ曲げるのでしょうか。

 水島社長の奥様がNHK関係者だということが非難されているのは、彼女が水島社長の妻というだけではなく、チャンネル桜の役員だからですよね。これまでの一連の反論の中で水島清子氏がチャンネル桜の役員であることは一度も説明なさってませんが、それはなぜなのでしょうか。例えばもう一人の役員である井上敏治氏NHKの製作に携わって批判されても同じことが言えるのでしょうか。


Q 34:45頃からその後3回、水島社長の妻が名前を旧姓に変えてNHKの仕事をやっていると言っているが、これは嘘と水島社長は言っています。せと氏は「嘘なら訴えろ」と言っていますが、名誉毀損等で訴えるのでしょうか。そして「間違いなく運動をやってから一切(NHKの仕事は妻はやっていない)」と言っていますが、その「運動」とはいつからでしょうか。

 先程のせと氏のブログによると水島清子と同一人物と思われる山崎清子氏が2011年以降にNHKのドラマの製作に関わっているのは「冬の日」(2011年)と「白い息」 (2013年)です。水島社長が番組内で言っているような古い作品ではありませんが、こちらの2作に携わっている山崎清子という人物は本当に水島氏の妻ではないのでしょうか。曖昧にするのではなく、その辺に具体的に反論されないので問題が長引くのだと思うのですが。そして本当に違うのなら、いつものように「訴える」と言って大騒ぎすればよいと思うのですが。

 そして、NHK闘争を始めた時期ですが、私のブログで指摘した通り、ジャパンデビューの訴訟を始めたのが、2009年の6月(番組でのNHK批判自体はもっと前から)、水島清子氏が携わったドラマの放映日の最後の日付が2010年3月14日です。「すぐにNHKから出入り禁止になった」と言っていますが、その「すぐ」とはいつなのでしょうか。


Q 35:39から我那覇氏が人の家族に平気でそういうことが出来るかわいそうな人と言った趣旨のことを話していますが、一部でこの部分は編集で、他の部分を切り取ってせと氏を批判しているように見せているのではないかと噂になっていますが、実際はどうなのでしょうか?

 こちら、私のコメント欄にも報告があり、せと氏のブログのコメント欄にも書かれていました。よくご覧いただきたいのですが、35:34から水島社長が「そんなNHKは甘いと思ってんのかと。ばかがっていうね本当に。うん」と言った直後、我那覇氏が「この番組見てる」→カットが切り替わり浅野氏とsaya氏と我那覇氏の後ろ姿になり、我那覇氏が「この人は」→カットが切り替わり、我那覇氏だけになって「かわいそうな人です」と続きます。この我那覇氏の「この番組見てる」「この人は」という発言のつながりが不自然なんですよね。

 とは言っても、単純に我那覇氏がつながりのない発言をしているのかもしれませんので、確認出来たら良かったのですが、何しろチャンネル桜はニコニコ生放送を有料にしているのに、夜桜亭はタイムシフトに対応してないのですよね。こういうケチなことをしてなければ、検証用に入会して見ても良いかと思ったりしないでもないのですが。

 そして、本当に知りたいことに答えてくれるのなら有料会員になってニコニコで質問してみても良いのかもしれませんが、田母神さんに頑張れ日本に口座を作ってお金を移すように言っていたにも関わらず、番組で公然と「大嘘つき野郎」というような人に「本当のことを」答えてくれると期待する方がやはり間違いですね。

 チャンネル桜にお金を払うような無駄なことをして、延命を助けるようなことをすべきではない。それが今回の結論ですね。


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水島社長とNHK叩きの背後 その続報 #チャンネル桜 #水島総 #NHK

 

 前々回のブログ「中途半端な水島社長のNHK叩き その背後にいる人物とは #チャンネル桜 #水島総 #NHK」で書きましたが、約束通り、島本被告の裁判の後、瀬戸氏が水島社長の妻、水島清子に関する話をし、その動画がUPされました。

衝撃スクープ!チャンネル桜 水島総氏「NHK糾弾の裏に隠された事実!もし、間違っていたならば、せと弘幸がお詫びします!」平成29年2月15日


 彼は水島社長の妻、水島清子氏がNHK関係者であることの証人を得たようですが、それでは証人の名前を出さなくてはならないため、そうではなく、水島姓がどれだけ国内にいるのか、水島氏の昔の正論の記事や、NHK関係者である水島清子氏自身の書いたものから、証拠固めをしていました。

 しかしながら、昨日のチャンネル桜の番組で水島社長が、コメント欄に書かれていたことに答えるという形でこの件に触れていました。

【Front Japan 桜】金正男と中国共産党 / 沖縄左翼に正面対決-我那覇真子氏に聞く[桜H29/2/16]


 水島社長の妻はNHKの社員ではなくフリーで働いており、水島社長がNHK闘争を始めたことでNHKから出入り禁止になったそうです。そして、下請けプロダクションに雇われているから、NHKからお金をもらっているわけではないというようなことを言っています。それはおかしな言い分ではないでしょうか。下請けプロダクションに支払われる金はNHKから出ていて、それはもともと我々が払っている受信料ですよね。

 そしてNHK闘争を始めたからクビになったと言っていますが、水島清子氏は2010年まではNHKの仕事をしていますよね。チャンネル桜は2008年にはNHK批判を始めていますし、2009年には抗議活動もしています。JAPANデビューに対する訴状の日付は2009年の6月です。

http://www.ch-sakura.jp/topix/1054.html

 彼女が水島社長とは関係無い形で働いているのならともかく、水島清子氏はチャンネル桜の役員ですよね。自身が役員を務める会社の番組で抗議行動を呼びかけ、それを放送し、NHKの番組に対して訴訟を起こしておきながら、その批判先のドラマの製作に携わりお金をもらっていたということですよね。

 チャンネル桜の批判がある一定のNHKの番組、例えば「JAPANデビュー」に関してのみの批判でNHK自体に対する批判ではないのならまだわかりますが・・・。

NHKの捏造偏向報道に対する抗議行動 2009/08/01 横浜

 
 「NHK解体の歌」とかやってますけど…。こちらをやっているのは「草莽全国地方議員の会」ですね。水島社長が演説をしていますが、チャンネル桜、水島社長とはきわめて密接な関係にある団体です。ちなみにこちらの会。下記のブログに詳しいですが、2012年の6月に政治資金収支報告書の2年連続未提出で告発を受け、一度強制解散させられています(爆)。杜撰な金銭管理が原因ですが、それでよく田母神さんの政治資金収支報告書のことをいろいろ言えたものですね。それどころか東日本大震災の募金に関しても怪しい動きがありますね。本当によく田母神さんの以下(ry


田母神俊雄事務所の選挙資金横領問題。その7。チャンネル桜水島総社長の経歴part.3。草莽全国地方議員の会。

 さて、これをどうとらえるかは支持者の問題かと思います。水島清子氏はチャンネル桜の役員です。チャンネル桜が「NHK解体」を叫び、ジャパンデビューに対して訴訟を起こした後も、水島清子氏はNHKのドラマの仕事をし、NHKから報酬を得ていたことは間違いないのですよね。

 もうこれは感性の問題ですので。さて、毎週のようにNHKに対して抗議活動を行っている方々はこの事実をどのようにとらえるのでしょうか。

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南京の真実 第三部 友人からの追加情報まとめと検証 #チャンネル桜 #水島総

 
 友人から内容についての報告がありましたので、連日こまめにツイートしてました。こちらまとめましたのでよろしければご覧ください。

南京の真実 第三部 友人からの追加情報

 なおこちらの内容ですが、当日見に行けない私のために友人たちが映画を見ながらメモを取り、精査して私に教えてくれたもの。そして、それを聞いて私も該当動画などを探して確認したものですので、今度の2月22日の試写会に行かれた方で「ここで見たものと違う」とおっしゃる方がいてもそういった抗議はご遠慮ください。何しろおそらく「完成していなかった」映画ですので、現在も編集中の可能性が大きいのです。もちろん、見た内容、感想等をコメント欄に書いていただくのは大歓迎です。

 それでは、以前のブログと多少重複しますが、内容に関して少々突っ込みを入れたいと思います。

 まずはメインタイトル「南京の真実 第三部 支那事変と中国共産党」が出るまでに40分も前ふりがある。しかもその前ふりも自身の番組からの使いまわしが多数。戦後の中国共産党が如何にひどいかを延々語るパートになっていますが、それ本当に必要ですか?

 そしてメインタイトルの後の国民党の話も、やたらとドイツとの関係、金、武器供与などの話が協調される。勿論、国民党とドイツの関係も支那事変に繋がる一つのファクターではあると思いますが、それだけでしょうか。他にも要因はありますし、前半の40分を桜の動画のつぎはぎに使うよりこちらを掘り下げるほうが良かったのではないでしょうか?なにより最後に1936年(?)上海事変と書いたように、第一次上海事変は1932年、第二次上海事変は1937年。この年代聞き間違いかと思って友人に確認したのですが、そうでもないようです。どちらにしても支那事変の発端と言えば盧溝橋事件ですが、それまでに至ってないのです。

 そう、こちらの映画ですが、「南京の真実 第三部 支那事変と中国共産党」と銘打っておきながら、南京事件に触れたのも上海クーデターによる共産党員粛清、「虐殺映像は南京の大虐殺の証拠映像として、捏造プロパガンダに使用されている」。この一か所のみ、支那事変に関しては、途中で上映中止になったとはいえ、触れる前に終わっているのです。そして支那事変に至る流れも主に国民党に関するもの、共産党の工作などには至ってないようですね。

 しかし気になるのはやたらとドイツと国民党のつながりが強調されること。この映画の場合、最後まで上演されていないために監修が誰かとかも全くわからないのですよね。こういった歴史を扱うものは、通常歴史の検証をする人がいるはずですが、何しろ普通の映画ならあるはずのパンフレットすらなかったそうなので。

 それで不確かなことを言うのもなんですが、今回水島が参考にしたのは『日中戦争はドイツが仕組んだ―上海戦とドイツ軍事顧問団のナゾ』の著者 阿羅健一氏の著書及び発言なのではないでしょうか。私はこちらの著書を読んだことはないのですが、友人たちからの報告によるとやたらとドイツの関与が強調されているように思いました。阿羅氏は何度も桜に出ていますし、つい先日の桜の討論にも出ています。水島はここで、前に出した阿羅氏の著書に触れています。

【討論】ヒトラーとは何だったのか?-ナショナリズムの本質を考える[桜H29/2/4]


 どちらにしても中国共産党のプロパガンダに対抗するために作られた映画なのに、その歴史を検証するために誰の意見を参考にしているのかがわからないというのは非常に気持ちの悪いものではあります。様々な歴史資料を集めたとはいえ、それを正しく検証できる人物が居なければ意味がありません。

 この一週間でも桜の番組で水島がこの映画に対して言及しているものがありますが、こちらなど噴飯物でした。

【夜桜亭日記after】水島総が視聴者の質問に答えます! 平成29年2月8日号[桜H29/2/11]


 「なかなか、えー、中国が大変怒りそうな、ひねり殺してやりたいって言うね」などと言っていますが、私が聞いた限りではそんな場面などあったのでしょうか。特別新しい視点があるとも思えませんでしたし、冒頭の共産党批判も出尽くしたもの、そもそも今までの使いまわしですし、今回の映画を見た人もほとんどが南京大虐殺などないと思っている支援者ではないですか。「いろんな形で上映会をやりたい」と言っていますが、他の番組では「上映会をやってほしい」とのことでした。私は映画の興行のことなど全くわかりませんが、作品を作ったらそれを上映してもらうために営業するのでは?よっぽどの大ヒットした原作で有名な映画監督ならまだしも、どれほど自分で保守界の重鎮、リーダー、スターなどと言っていても、水島社長など映画監督としては無名です。それなのに営業もかけずに全世界で公開して中国共産党のプロパガンダと戦うというのでしょうか。

 そもそもこれだけの年月をかけて作った(?)映画を見てもらおうと思ってませんよね。私のツイッターアカウントとチャンネル桜のアカウント、出演者、関係者、どちらが南京の真実について呟いているか比較してみたら良いと思います。恐らく全世界で私が一番発信しているのではないでしょうか。そしてその証拠に名前は出しませんが、私の友人のFBに南京の真実 第三部の完成披露試写会が行われることを全く知らなかったとチャンネル桜に度々出演している某言論人が書き込みしていましたので。

 そして、昨日のNHKの記事でも少々語りましたが、この南京の真実も本当に英霊の汚名を雪ぐためにやっているのでしょうか。

 2007年に「南京の真実」のプロジェクトが立ち上がりました。保守業界、政治家など錚々たるメンバーがプロジェクトに賛同。それによって、多くの人が期待をし3億5千万円もの支援金が集まりました。国内外から関係書類、資料が集められ、元兵士たちも協力して取材に応じました。その結果できた映画は資料映像を使いつつもドキュメンタリーではなく中途半端なドラマ。南京大虐殺が虚構だったということが証明されるようなものではなく、全世界に公開という約束も果たされず、実際は南京大虐殺などなかったと最初から思っている有志たちによる小規模の公開にとどまっています。インターネットで無料で動画を配信していると言っても、見ている人はおそらくそういった層ですし、そもそも前にも言った通り、これを見たからと言ってプロパガンダを払拭できるものではありません。

 そして今回の映画。それこそ南京大虐殺に触れたのは一か所のみ。公開されたのは第三部で、検証編の第二部は後回し。それも第四部、第五部の後だというのです。冗談のような話ですが、「第三部 支那事変」と銘打っておきながら、現在公開されている部分では支那事変にまで至っていない作品。今年中にやると水島社長は言っていますが、我々はもう何度水島社長の「今年中に必ずやります」という言葉に裏切られたのでしょうか。ガラス貼りの会計の公開も一度もなされず、「私を信じてもらうしかない」と言われても、そろそろ限界だと思うのですが。

 ここでなぜこのような事態になっているのか。お金を集めるためという理由以外で一番つじつまがあってしまうのはこういうことではないでしょうか。

 水島社長は南京大虐殺がなかったことを立証させないために、プロジェクトを立ち上げた

 水島社長は番組で自分のところに一番資料が集まっているのではないかと言っていました。その資料をもっと優秀で実行力のある方が持ち、使っていたらどうなっていたでしょう。そして元兵士たちのインタビューです。一部は公開されているとはいえ、もともと第二部は彼らの証言を元に作られるという話でした。それをずっと先伸ばしにしたまま、協力した方のなかにはもう亡くなってしまった方もいます。まるで貴重な資料を隠匿し公開させないために延期しているようにすら見えてしまいます。

 NHK解体運動に関してもそうです。有志を集めて毎週デモをやっても申し訳ないですが、NHKを解体することはできません。限りあるリソースを無駄な活動に使い、人は疲弊し、お金も失われる。水島社長がやっていることはすべてここに繋がりませんか。NHKジャパンデビュー訴訟しかり、朝日新聞訴訟しかり。以前盛んにやっていた民間防衛の名を借りた水産庁へのいやがらせしかり。

 チャンネル桜や水島社長に協力し、お金を出すことが本当に日本を良くすることになるのでしょうか。良かれと思って亡国の道へと進んでいませんか?未だに水島社長やチャンネル桜を支持している人達は、本当に冷静になって彼らのやっていることを見た方がよいと思います。



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富山市在住。夫と息子、猫2匹と暮らす会社員。

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