さかき漣氏のSOS 夫が妻を殴るのは当たり前ですか? #DV


 さかき漣氏がツイッターで、身の危険を感じると発信しています。

https://twitter.com/rensakaki2016/status/950732716508524544

sakakikakusann.png

 心配する方が多いですが、中には酷いことを書いている人もいますね。私のこともハッシュタグ付きで誹謗中傷するような方ですが。

 今回の三橋貴明の件で、DVをよくあることだの、酷い人になると愛の鞭などという人がいて呆れています。

 先日のエントリー「三橋貴明こと中村貴司容疑者逮捕について」で書いたことと被りますが、再度述べたいと思います。

 今回の件、三橋氏が釈放されたことを心配していたファンの人が安堵したり、叱咤するまでは良いでしょう。しかし、夫婦間ではよくあることだとか、会ったこともない被害者女性を「未熟」だとか、よりによって「ハニトラ」などというのはあまりに酷いことではないでしょうか。

 先日の記事の最後にも載せていましたが、夫婦間での暴力で簡単に逮捕されるのでしょうか?現行犯ならまだしも、今回は奥様が被害届を出してのことです。しかも昨年の9月と11月にも三橋氏は警視庁から警告を受けていたことはなぜ無視するのでしょうか。

 前妻のさかき氏の記事についても、「三橋さんの名前は書かれていない」「一般的なDVに関する話」という方もいます。確かにその通りかもしれません。先日上げた記事と併せて他にもDVに関する記事はあり、どれも真に迫る、読んでいてぞっとするようなものです。

DV加害者の二枚舌と“共犯者の存在” 2015.06.19

なぜDV被害者は加害者から逃げられないのか 2015.06.28

 確かに三橋氏の名前もありませんし、さかき氏もご自身のこととは書いていません。

 こちらの記事にも三橋氏のことは書かれていません。それが不自然なのですよ。

わりとの大怪我から、いちおう生還してまいりました 2016.08.03

 三橋氏の秘書からもらったお見舞いの御礼はあります。それで大怪我していたのに夫である三橋氏は何をしていたのでしょうか。パーソナリティーを務めていたラジオに穴をあけたりしたのにその説明も何もなく、1週間ほど滞っていたブログは再開されていましたよね。さかき氏の生還報告と同じ日に。

 ご心配おかけいたしました 2016-08-03 17:04:23

 こちらでもこのような記事が出てきましたね。全体の記事としてはかなり的外れですが、この知人の話は無視できません。

10代妻に暴行 経済評論家・三橋貴明氏のDV癖と首相との仲

(記事より引用)

「実は三橋さんがDVで警察沙汰を起こすのは今回が初めてではありません。約2年前、前妻に暴力をはたらいて騒動になっています。官邸による素行調査で安倍首相も三橋さんの“ヤバさ”に気が付いたのかもしれません」(前出の知人)

(引用終わり)


 今回の件、さかき氏や現在の奥様を一部の三橋氏のファンの方たちが悪しざまにののしること、それと家庭内暴力を当たり前にしてしまう方々があまりに多いことに憤りを感じました。申し訳ないですが、同じ口で「教育勅語復活!」などと言わないでくださいね。教育勅語には「夫婦は仲良くしましょう」と書いてあるのです。「妻を殴って良し」などとは書かれていませんので。

 現在まだ捜査中でどのようなことになるのかはわかりませんが、三橋氏の前の奥様方、今の奥様が心身ともに安心してお過ごしになられるように祈っております。




テーマ : 保守主義
ジャンル : 政治・経済

三橋貴明こと中村貴司容疑者逮捕について


 三橋貴明こと中村貴司氏が奥様へのDV容疑で逮捕されました。

10代妻にDV容疑の経済評論家 原因は夫婦間の口論か(2018/01/08 10:30)

 私はもうこの方のことは、ほぼ一般人の経済ブロガーと見なしていて、ブログもほとんど見ていなかったので、これだけ騒ぎになっていることに正直驚いています。奥様が10代というのも驚きましたが、9月と11月にも暴行があって警視庁から警告を受けていたとのこと。奥様がどのような方か存じませんが、三橋氏って185cm近くある大きな人ですよね...小さければよいという話ではありませんが、奥様はどれほど怖かったかと思います。夫婦間のことですので、これ以上のことは言及しませんが、奥様は身体だけではなく、精神的にも傷ついていらっしゃるのではないかと思います。いち早いご回復をお祈りいたします。

 この報道があるまで、前妻のさかき蓮氏と離婚されていることは存じませんでした。彼女のブログを読むといろいろ心配になるようなことばかりでしたので、仕方がないのかなあとは思いました。もう話題になっていますが、御自身のことなら非常に深刻な記事もありました。

DV加害者の二枚舌と“共犯者の存在” 2015.06.19

 毎日ブログを書いている三橋氏が急に平成28年の7月24日から1週間ほど音信不通になって、姿を現したかと思うと、さかき氏がこんな記事を書いていたり。

わりとの大怪我から、いちおう生還してまいりました 2016.08.03

 しかしながら、三橋氏が今のところ沈黙を貫いていることですし、冤罪の可能性もまだ捨てきれません。彼の友人たちは三橋氏の潔白を信じて待っていることでしょう。そういえば、逮捕もされていない、ニュース記事にもなっていないことを真実を追及するために放送していたネット番組がありましたね。続報を待ちたいと思います。

 ちなみに、DVの場合はよほどの怪我でもない限りは、即逮捕ということはあまりないようですが、このような流れになるというわかりやすい記事を友人が紹介していましたので、こちらをご参考に読んで頂けると良いかと思います。

DVで逮捕されるケースとは?逮捕されるまでのとその流れとその後の手続きに

 

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平井基之 『ビジネスで差がつく論理アタマのつくり方』 感想


 チャンネルくららでおなじみ、受験戦略家 平井基之先生の本が出版されましたヾ(*´∀`*)ノ

 温和なルックスに騙されてしまいそう(?)ですが、平井先生は東大の文理どちらにも合格した凄い人なのです。受験に役立つ勉強法のみならず、ビジネスや政治、最近では子育てに関する発信もなさっています。

東大に文理両方で合格した男が綴る、受験の戦略

 そんな平井先生の御著書ですが、初版本の手に入りづらい田舎のうちの近所の書店でも並んでいました!やはり手に取って内容を確認して買えるのは嬉しいですね。

 チャンネルくららで紹介されていたとおり、大変読みやすい本となっております。大事なところはマーカーで印があり、章の最後にはまとめもあるという親切ぶり。読もうと思えば立ち読みで済ませてしまうことも出来るかもしれません。しかしながら、その場で読んで理解するのとそれを実際にやるのとはまた違います。ここは読み返して実践するために手元においておきたいところです。
 
 中一数学と書かれていますが、小学一年生でも理解できる算数の話から、いかにして論理的に読み解き思考するかが書かれています。勉強も仕事も出来る人にとっては考えるまでもなくやっていることかもしれません。ただ、自然にやれない人でも、やり方さえわかれば、より楽に楽しく学ぶことも出来ます。そのためのテクニックがいっぱい詰まっている本です。

 今回はこの本を読んで、これやってみようと思えたものと、これはやったことがあるけど本当に効果があるよというものをネタバレにならない程度に紹介しようと思います。

・同じものは覚えなくてよい
 こちらでは「同じ」「違う」「順番」の3つのプロセスを使った論理思考が基本とされています。同じものは覚えなくていいなんて当たり前の事だと思われるかもしれません。しかしながら、勉強の苦手な人のやりがちなことですが、何がわかって何がわかっていないかがまずわかっていない。だからやみくもに全部やろうとする。効率も悪く、時間がかかりますし、結局理解できないという悪循環になりかねません。それを確認するには、まず何が「同じ」で何が「違う」かを区別する。その上で、その覚えた「同じ」ものはもう覚えなくても良い。それがわかるだけで随分効率が変わると思います。私の現在の仕事が結構煩雑な書類を扱っていて、手順を覚えるのが大変なのですが、このやり方でまずは何が「同じ」かで分類して、そこからやり方を整理してみようと思えました。

・塾に通わず学年1位を取り続けた女の子の話
 とても素敵なエピソードなのですが、実はこれと同じようなことを高校生の時にやったことがあります。私の通っていた高校で学校の都合である教科が選択制になり、この授業を受けることを楽しみにしていた友人が受けられなくなってしまったのです。その時取った私の行動。高校3年生という受験待っただ中でしたし、長くは続けられなかったのですが、それでもこの教科で最初から最後まで私はトップの成績を取り続けたのでした。ただ授業を受ける、やみくもに覚える、それだけではなく、ある意識を持ってインプットとアウトプットをすること。それだけで成果はかなり違ったものになるということでしょうか。なかなか難しいことではありますが、実体験として効果があったのでこれはお薦めできる方法です。詳しくは実際に手に取って読んでいただきたいです。

 先に言った通り、すらすら読めるとても良い本です。そしてビジネスマンのみならず、学びたいと思っている人全てに役立つヒントにあふれています。お薦めです!!

 





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倉山満 『工作員・西郷隆盛』感想


 あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。

 今年最初の記事です。今年の大河ドラマは林真理子原作の『西郷どん』。会見で男性同士の恋愛を描く可能性に触れて話題になりました。そんな中、倉山満先生も西郷についての本を出すということで楽しみにしていました。すると、倉山満の砦でこのような発言が!

祝!パタリロ殿下、『モーニング』に降臨  

 砦より引用

ちなみに、私もBL本、書いてみました。

工作員・西郷隆盛 謀略の幕末維新史

 引用終わり


 倉山先生がBL?! (`✧д✧´)

 こちらの記事、「パタリロ」のモーニングでの掲載を喜ぶ話と一緒に紹介されています。パタリロと言えば、来年でなんと連載から40周年を迎える傑作少女漫画、倉山先生も国際政治や陰謀を学ぶための必読書として進めている作品です。そして少年愛などの要素も多分に含んでいます。これは一体どういった内容になっているのか。ワクワクしながら『工作員・西郷隆盛』を読み進めていくと...

(P54から引用)
 明石元二郎は、日露戦争を勝利に導いたとされる伝説のスパイです。昔は工作員のことをスパイと言いましたが、最近は、インテリジェンス・オフィサーと呼ぶ書籍が多いようです。
(引用終わり)


 インテリジェンス・オフィサー、直訳すると情報将校になりますが、少女漫画界で情報将校と言えば、『エロイカより愛をこめて」のエーベルバッハ少佐と『パタリロ』のバンコラン少佐のW少佐。やはり西郷はバンコランか?!となるとマライヒは・・・大久保利通?!

 あまりにおふざけするとファンの人どころか、倉山先生御自身からも叱られそうなので、多少のパタリロのネタも含みつつ感想を書いて行きたいと思います。

・西郷の人柄
 「はじめに」で飾らない、しかし規律を重んじる、清廉で誰からも好かれる所謂イメージ通りの西郷を伝えるエピソードが語られます。バンコランとは違うだろ!と突っ込まれるかもしれませんが、バンコランは普段のクールなたたずまいとは違い、自分の関わった人間に対しては、それが犯罪グループの一員でも、心を残したりする、所謂「人情家」の側面があります。西郷が鰻屋で貧乏な書生たちのために多く金を支払うエピソードがありますが、バンコランも孤児院に寄付をしたり、亡くなった同僚の息子を支援したりといった篤志家の面も持っています。しかしながら、そういった面が全てのはずはありません。目的のためには非常に徹します。特に麻薬による犯罪をひどく憎んでいるバンコランは所謂「殺人許可証」を持っているとはいえ、犯人を逃がさぬために、弁護士を呼べと言っている相手をだましてまで撃ち殺したりしています。西郷も皆から好かれる人物であるがゆえにいざというときには泥をかぶれる、そして目的のためなら非常にもなる、そのような側面があります。その人柄が「工作員」としての西郷に非常に有利に働いていた。しかしながら、そういった西郷の誰にでも好かれる側面やカリスマ性が後の悲劇につながったのではないかと思われます。

・幕末の知識人たち
 タイトルに「工作員」と銘打ってあるように、こちらの本はかなりの部分をインテリジェンスについて語られています。スパイ小説や映画を見ていると人を裏切ることがスパイの常識のように思わされることもありますが、そうではないと倉山先生は語ります。実際の活動では、人と信頼関係を築き、そこから情報活動を取るのがスパイの仕事なのです。(p46より)確かに、信頼できない人物に大事な情報など渡せるはずがありませんよね。バンコランはMI6のエージェントなので普段は英国のために仕事をしていますが、CIAのヒューイットなどとも協力して動いていますし、パタリロなど気に入らなくても付き合っているのは王族と繋がりがあることはいろんなネットワークに繋がるために非常に有効だと考えられます。島津斉彬の「工作員」として広い人脈を作った西郷。様々な意見を持つ人と繋がりを持ったのですが、西郷はただやみくもに誰とでも付き合っているわけではありません。意見を違えど、国を思う人物と付き合い人脈を作る。現代と比べれば、移動に時間もかかり、通信手段も手紙くらいしかないと思われるのに、知識人たちは全国でつながっていた。インターネットで世界中に簡単にアクセスできる現代よりもこの頃の知識人たちは、優れた人物を見つけたら、その人とつながりたいという意欲が強かったのかもしれません。

・幕末の教育
 江戸時代の民間教育、特に長州藩の明治維新の中心人物が通った松下村塾は有名ですが、西郷や大久保利通の出身地である薩摩には郷中教育という、独特な少年藩士の育成方法があったそうです。大人の指導はなく、年長者が年少者を指導し、お互いに教え合う。その中で人の道や道徳も教わる。年を取るにつれ西郷はリーダー格になり、その結束は明治維新まで続いたそうです。バンコランは少年時代に家を飛び出し、そこでグローブナー将軍に拾われて、エージェントの教習所のようなところに入ります。そこでは教官だけではなく、先輩が後輩を指導するシステムにもなっていたようです。先に学んだものが後輩の指導をする。誰かに教える事が出来るようになるには自身がそれだけそのことに対して習熟している必要がありますので、これはある意味非常に合理的なシステムなのかもしれませんね。そこでバンコランはエージェントとして必要な技術を教わります。それと共に人を愛することも...ケホケホ

・挫折したときの勉強こそが糧
 こちらは第三章のタイトルです。西郷は安政の大獄で追われる身となり、島流しにされます(正確には死んだことにして逃がした)。そんな中でも寺子屋講師として読み書きを教えながら、自らも読書に励み、大久保と連絡を取って薩摩や中央政府の情報を得ていました。本来ならもう表舞台に立つことをあきらめるような境遇ですが、そんな中でも学び続けることをやめない西郷。そして大久保は西郷をいつか呼び戻すために、島津久光に必死に取り入り、やがて信頼を得るようになります。しかしながらやっと呼び戻されて、久光に召し出されたときのエピソードが...久光がよく耐えたというべきなのでしょうが、結局この後、また久光の怒りを買って再度島流し。次に呼び戻されるまでの大久保の苦労を思うと涙ぐましいものがあります。

・陰謀で世の中は動くのか?
 「工作員」と銘打たれていると、なにか陰謀で歴史が動いた話かと思われるかもしれません。しかしながら、いつの世にもどこにでも「陰謀」はあるもの。西郷の関わった工作の一つに篤姫の輿入れがあります。様々なパターンを想定しての計画だったにも関わらず、その思惑を外れて送り込んだ篤姫自身が抵抗勢力になってしまいます。そして、慶喜を将軍にすることも作戦の一つであったにも関わらず、その慶喜自身が、大久保や西郷にとって最大の敵になってしまうという何とも皮肉な展開です。しかし、最後に勝ったのは、大久保の誰よりも強い意思でした。『パタリロ』の初期の長編傑作「霧のロンドンエアポート」でも、バンコランの先輩であり、かつての恋人でもあったデミアンとの決戦。勝てるはずのなかったバンコランが勝ったのはマライヒの決死の行動でした。勝つためには作戦という概念が必要ですし、思いだけではなにも出来ません。しかしながら、考えに考え抜いた末にぶつかり合った時に勝つのは思いの強い方なのかもしれません。

・維新はなり そして悲しい結末へ
 薩摩と長州が中心となって、新しい時代を切り開いていくことになりますが、そこで急速に西郷は行き場をなくしていき、大久保は政府の中枢で憎まれながらも果敢に改革を進めていきます。最後に西郷の取った行動は理解しがたいところがあります。倉山先生の読み解いたところが答えなら、多くの人に慕われた人だからこそあまりに悲しい気がします。そして大久保の最後は涙無くしては読めません。

 少々おふざけが多い感想になってしまいましたが、教科書で読むとわかりづらい明治維新、特に大政奉還以降の流れが非常にわかりやすく理解できる本となっています。大河ドラマを見る前に、是非こちらの本も手に取っていただきたいと思います。




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水島社長は北一輝を目指すのか 天皇陛下万歳と言った後は残りはすべて共産主義 #チャンネル桜 #被告水島総

 
 こちらの動画、マなのですが、やっぱり上念先生と倉山先生のコンビは最高ですね。

特別番組「天皇陛下万歳と言った後は残りはすべて共産主義」上念司 倉山満【チャンネルくらら・12月10日配信】


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 ブログ4周年の記事で、錯乱のことを書かなくてすむと良いなと書いたばかりなのに、立て続けで書くという悲しい事態になっております。

【直言極言】超日本国憲法!天皇陛下の御言葉で実現!超法規と国体の危機[桜H29/12/22]


 こちらの動画は先日の記事を書いた天長節には視聴していたのですが、あまりのことにその日は話題にしませんでした。

 水島社長の天皇陛下や皇室に対する言説の批判は今までも何度も書いてきました。

 宮澤俊儀と戦前の右翼全体主義者をミックスしたような意見にうんざりしていましたが、それがいよいよはっきりとした形になっています。

 とりあえず、いつものように書き起こしと突っ込みから入りたいと思います。

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 みなさんこんばんは。えー直言極言の時間です。えー今日はですね、えー天皇陛下のえああ明日、えーお誕生日を迎える、え、これに当たりまして、えーまた再来年におこなわれます、えーま、改元ですね、えー、ま、あの譲位からそして新しい御代に変わる御代がわりする、えーこういう問題について、実はえ~大変、えー超歴史的というかですね、えー、ま、超法規的というか、えーこういう問題について、えー結局結果としては、えー、国体というもの、あるいは天皇の存在が実はえー今の政体、えー、戦後民主主義、こういうものを超えているという、あーそういったお話をさしていただきたいと思います。実は、あの今、ずーっとえーねん年末年始のえー特番というかですね、そういった番組をやってるんですけれども、えー先日ですね、えー小堀桂一郎先生とまあ対談もやったわけであります。えーその中でまあ、えー、う、先生がですね。え、この、えー譲位問題、天皇陛下の譲位問題というのは実はえー超法規的なえー存在であることが結果として、え~示されたのではないかというお話をされていました。えーこれがあのいい悪いとかですね、いろんなあの解釈とか、ああ評論というのはあるわけであります。で、私たちも、んーこの問題について、えーまあえー様々な意見の中で、私たちも意見表明しました。えー基本的にはえー私達は伝統にのっとった形、それから皇室典範にのっとった形で、えー、摂政のえー摂政をおくということが妥当ではないかと、まあそういう意見を私はえー当時はえー述べました。えーまあ結果としてえーこれは陛下のお言葉というのがございまして、それに応える形で安倍内閣がえーまあ特例法という形で、えー天皇陛下の譲位をあの法的にまああのー作る、作り上げたわけであります。え、さて、これがあ、まああの結果として、そういう結果んなったんですけど、いい悪いはともかく一体これは歴史的に見るとなんだったんのかということであります。我々はえー小堀先生の指摘にあったようにですね。超法規的なものがえー実際には現実化したということであります。つまり日本国憲法、こういったものが規定したもの。そんなものよりははるかにえー皇室の存在、天皇の存在というのは大きなものである。そして、えー時間的な連続性がえー今回もえー陛下のお言葉、あ、という形の中で、えー・・・戦後民主主義72,3年たったこのえー民主主義も、実はえー2000年以上の歴史を持つ、えー天皇の存在がいつでも超えられてしまう、えー存在である、いうことが明らかになったということ。

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 小堀先生と何を話したのかが定かではありませんが、陛下が日本国憲法を超えた存在だと言いたいようです。我が国が日本と呼ばれる前から皇室は存在していました。だから天皇とは現在の1条から103条の条文で構成された日本国憲法を超えた存在である、それは間違いではないのでしょうが、後に続く言葉を聞くと単にそういう意味で言っているのではなさそうです。

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 えーこれは我々は、えー評価はともかく、結果としてそうなったことを重く見なければなりません。ということはどういうことかというと、国体は政体にえー、まさるというか、最優先されると、え、こういうことであります。え、国体、こういう意味で政治体制が決めたこの日本国憲法も、我々の国の国会議員やその他は、全く、えーまあ遅々として進まないえーそして、うううううう日本国憲法というまあはっきり言えば戦時えー、基本法のようなえーまあ占領軍がおしつけたこのえー条文をですね。後生大事に70数年間、守ってきたえーしかし、あっという間に、有無を言わせずといってもいいんですけれども、こういったものが吹っ飛ばされる。日本という歴史の中にある、えー皇室の存在というのはそういうものである。え、これが明らかになった。

 そして、このことを考えた時、日本の国体を護持するためにま、これはもちろん皇室の護持、天皇存在の護持でありますけれども、それにつながるわけでありますが、それと同時に我が国のこの国柄、これを守るためということである意味で言えば、えー戦争その他が起きた時、自衛隊法がこうだとか、憲法9条がどうたらこうだらとか言っていても現実には日本を守る、日本の国体、そして国民、えー全てをこれを守るためには、えーこういった中途半端な日本国憲法なるこういったものは、え、すっとばされるという、いうことを、えーまあ、こういう言い方すると語弊がありますけれども陛下御自らお示しいただいたと、ま、こういうえー見方も出来るということであります。

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 先日まで「天皇陛下のお言葉で法律が作られるのは憲法違反!!」と絶叫していたのが、「日本国憲法など天皇のお言葉で吹っ飛ばせ!!」に180度転換してしまったように見えます。

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 私達はそういう意味で、えーこの、えー現実の姿、えー国体は政体にまさる、そして、えー陛下のお言葉というものがえーはるかにえーその時代、その時代のえー憲法、あるいは法律、こういったものより、えすっまことに優れて、そして国民やジャーナリズムやマスメディアいろんなものがあろうとも、えー時代を貫く棒のような貫く、その、えー皇室の歴史皇統の歴史、これがえー最優先されている、国、国柄がまだ未だ日本にはあるということ、これが証明されたわけであります。私達はえー間もなく、新しい年を迎え、そして新しいえー、状況、つまり戦争や様々なテロ、こういったものに我々は遭遇しなければなりません。そして、まああの政府発表によれば、えーまあ、ち千島海溝のえー、あれをあのーマグニチュード9、8、ここまで想定される、えーもっと言えば、津波に20メートル押し寄せるくらいの、大災害もえー切迫しているという、こういった、えー言葉もあのーあの聞くわけであります。そういう、えー、まあは、はっきり言いまして日本の大転換、御代がわりもありますがそういった意味で、えーこういう転換期の時代の中にあって、一体何が優先されるか、私たちが、そして何をもって子供たちや孫たちの子孫を守り、先祖の伝統を守り、そして国民の生命財産を、え、命を懸けて守っていくか、えーこのことが、えー問われる年になるわけでありますが、えー、そういう意味で、えー天皇陛下の、え、今回の御譲位の問題、えー陛下のお言葉の問題、えー、天皇の存在というものが如何に日本国にとって、えー重要なものであるか、えー唯一無二の、えー万世一系という、えー男系男子のこの皇統のえー重要さ、それはなんたか時代、まあ鎌倉とか室町とか江戸時代とか言われますけど、そういう時代を超えて、この日本の国柄というものが未だかつ、あのーかつて破られたことのないこの皇統の歴史、これが日本を支えている。そして、日本を作り上げている。だからこそ、私達は、今言ったように、特例法が出来たわけでありますから、男系男子を守る、そういう藩屏を作るためにも、十一宮家の復活、これも特例法として、特例法として、皇室をお守りする、えーこういう意味でも十一宮家の復活を来年こそはえー、国民の議論のその場に、えー持ち上げなければならない。そして、政府も真剣にこれを検討する。女性宮家を作ることよりははるかに大事な、そして現実性のある、えー一つの皇室をお守りする。えー、そういう案として、国民の議論に、えーのせなければならないと考えるわけであります。えー、今年もいろいろあのー皆さんからご意見や、あーあるいはお叱りを受けました。えー、まああのー言葉足らずのこともあったと思いますけれども、そしてまた人を傷つけるつもりは全くございませんが、えー日本を思い、そして、え、これからの子孫の未来を考えるそういう意味で、えーこの枠はずけずけといろんなことを言わせていただいております。え、今年も本当にありがとうございました。

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 結局十一宮家復帰も特例法で超法規的にやれ!と主張しているようです。

 今回の特例法がどのように制定されたのか。

天皇の退位等に関する皇室典範特例法について

 陛下の昨年の8月8日のお言葉から、国民がそのお気持ちに沿って法律が制定された形となっています。この件に関してのもともとの水島社長の主張は、天皇は政治的な発言が出来ないので天皇の言葉で法改正がされるのは憲法四条一項に違反しているというものでした。

日本国憲法 第四条一項
 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。


 こちらに関しては当ブログでも取り上げています。立憲君主である天皇にも言論の自由があり、政治に関する権能は有しないが、陛下の言葉が影響力を及ぼすことまでは否定されていないはずです。

チャンネル桜の皇室報道㊦~支持者にこそ問う!水島社長は無知な愛国者か確信犯か

 そもそも、内閣法制局が宮澤俊義の天皇ロボット説を基にしたかのように憲法解釈していたことに問題があったのですが、元内閣法制局長官ですら、今回の件、陛下がご自身の進退に関することを発言して、それで法律が変わることは憲法違反ではないとの見解を示しているようです。

倉山満 日本一やさしい天皇の講座 感想

 昔の皇室典範は憲法と並ぶもので、お互いに干渉しない、そして皇室典範の改正には帝国議会の議決は必要ありませんでした。現在はそれが良いか悪いかはさておき普通の法律と変わらない、国会で発議して変えられるものです。今回は陛下のお言葉をおもんぱかる形で有識者会議が開かれ、そこでの議論を元に皇室典範第4条の特例として制定されました。現在の日本国憲法下でもなんら手続きとしても問題が無いですし、どこが超法規的措置なのかさっぱりわかりません。

 小堀先生が何を言ったのかが気になりますが、権威のある人の言葉を元にエスカレートするのが水島社長の良くないところ。年末特番ではこんなことまで言いだしました。

【Front Japan 桜】年末生放送スペシャル・キャスター討論「今年の三大ニュース」[桜H29/12/28]


48:50~

 えー、やっぱり皇室のえ~御代がわりの問題ですね。えーこれあのまあこれ小堀先生と私が一致してることですけれども、あの結果としてですけれども、個々は言いませんけど、結果として、えー天皇陛下のお言葉、えーこういうものによって、日本のえー法律や憲法はいつでも吹っ飛ばされると。あのー、まあ吹っ飛ばされるというのはちょっと陛下に対してじゃなくて、この法律とかいうものがね、日本国憲法なんて、ま、こんなもんだと、言うことが実は明らかになった。あの、特例法作ればいいんだと、日本国憲法なんか、いつだって、軍事が戦争になったら、もしかしたら安倍さんそれ考えてるかもわかんない。戦争なったら特例法作る。


 小堀先生がこの件で一致しているとは思いたくないのですが、要は水島社長は憲法とはなにかということが全くわかっていないということですね。憲法が現在の日本国憲法の条文と積み上げてきた(と誤解させられている)憲法解釈が全てだと。最近では青山繁晴氏が内閣法制局など政府の一部署に過ぎないといいつつ、彼らの手のひらの上で踊っているようにしか見えない、憲法に自衛権を書き込むなどと言った策を調子にのって披露していますが、水島社長も同じ頭なので、今回の譲位に関する特例法が日本国憲法をふっ飛ばしたように見えるのですね。そして戦争になったら特例法を作ればいいと。

 この話で大問題なのが、陛下のお言葉で吹っ飛ばせると言っていることです。平和安全法制ごときであれだけ国会が紛糾したのです。戦争になったから特例法というのがそんなに簡単なことでないことは水島社長とはいえ理解していないわけではないですよね?まさか安倍総理に陛下のお言葉で戦時に特例法を作らせようということですか?それはまさに天皇の政治利用なのではないでしょうか?

 水島社長は天皇陛下だけでなく安倍総理の立場も危うくしたいようにしか見えないのですが。

 この後の討論でもしばしば皇室の話題が出て、特例法に関して「退位じゃなくて譲位だろう!」と社長のみならず、他の出演者たちも言っています。そんな中、八木秀次氏が「譲位と呼ぶな退位と呼べ」と正論で言っています。



 読むと頭痛の痛い感じの記事ですが、宮澤俊義の天皇ロボット説と内閣法制局の横畠長官に忖度しまくったような言説です。いろいろ突っ込みどころがありますが、譲位でなくなぜ退位かの言い分がこうです。

「正論」平成30年2月号41Pより引用

 「退位」は客観的状況を受けて国民が実現するものであるのに対して、「譲位」には現在の天皇が次の天皇に行為を「譲る」という意思が入っている。また、意思が入れば恣意的な退位や、退位の強要など皇位を不安定にもする。横畠長官はその点についても言及している。
 同じことは退位・即位の儀式の中見についても言える。儀式の場で皇位を「譲る」旨の声明をなされば憲法に抵触することになる。この点についても政府は最新の注意を払っている。

引用終わり


 「退位」は客観的状況を受けて国民が実現するもの?意思が入れば恣意的な退位や退位の強要など皇位を不安定にする?これ本当にそうなのでしょうか。

 先程、ブログの感想で上げた倉山満先生の「日本一やさしい天皇の講座」ではこのように説明されます。退位は自らすることもあれば、他人にさせられることもある。譲位は絶対に自分ですることを前提にした言葉だが、政治的に強制される譲位の例というのは皇室でもごまんとある。現行憲法では一世一元の制だから譲位も退位もない、あえて言うなら崩御されたときの退位となるので、現行法で二択ならば「退位」の方が正しいと言えるかもしれないが、新規立法においては「譲位」であるべきではないかと。



 「退位」か「譲位」かはどちらかが絶対正しいというのではないかもしれませんが、天皇陛下御自身が譲位とおっしゃっているので、譲位で良いのではないでしょうか。それをあえて、天皇の意思を入れるな!譲位ではなく退位と呼べ!というのはどうなんでしょうね。

天皇陛下お誕生日に際し(平成29年)

 
 話を元に戻します。水島社長の天皇観は天皇は政治的発言など出来ないのだから、陛下のお言葉で法律を作るのは憲法違反!個人としての発言をするなどもってのほか!表に出てこなくていいから摂政を立てて一生働け!皇室典範は一字一句変えてはならない!譲位するなら行幸はするな!でも二・二六の青年将校は称えろ!という宮澤憲法学と戦前の右翼全体主義者が混ざったようなわけのわからない具体的に言うと渡部昇一氏+加瀬英明氏+八木秀次氏+三島由紀夫の劣化コピーでした。今回、陛下の言葉で日本国憲法など吹っ飛ばせる!超法規的措置で十一宮家を復活させろというのは戦前の天皇親政を叫んでいた右翼全体主義者色を強めてきたと言えます。宮澤憲法学と右翼全体主義。こちらは間逆のようでいて、実は表裏一体です。冒頭で言った天皇万歳を言った後は残りはすべて共産主義とは北一輝を評して倉山先生が言った明言ですが、水島社長はどう違うのでしょうか。

北一輝「日本改造法案大綱」

 北一輝の主張は天皇を頭にのせただけで共産主義的暴力革命を推奨しているようにしか私には読めません。実際に北の主張を精神的支柱にした二・二六の青年将校たちがやったことは先帝陛下の重臣達を無残に殺害しておいて、我こそは愛国者でございとやったに等しいものでした。陛下の御意思など全く無視して...天皇はメクラ判をおすロボットだと言った宮澤俊義と天皇の扱いにおいてなにが違うのでしょうか。

 陛下のお言葉で憲法も法律も吹っ飛ばせというのは都合のいい天皇の政治利用にしか聞こえません。愛国者というスタンスが運動の拡大と寄付金集めにしか見えないのと同様です。水島社長の普段の言説も天皇陛下を称えているふうでありながら、「個人として」お気持ちを述べるとたちまち批判に転じ、陛下の御意向など聞く耳を持たず、「譲位するな!摂政を立てろ!」などと言っているわけです。

 天皇陛下万歳と言った後は残りはすべて共産主義。戦前は北一輝ら右翼全体主義者。現在でもうようよいてうんざりします。ちなみに冒頭の上念先生と倉山先生のオーディオブック。水島社長の悪口を言いまくっているのかと思う人もいるかもしれませんが、名前すら出てきません。だって〇○〇わしいですからね。


テーマ : 保守主義
ジャンル : 政治・経済

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富山市在住。夫と息子、猫2匹と暮らす会社員。

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